エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

再生可能エネルギー、バイオマス発電所の種類は?

再生可能エネルギー、バイオマス発電所の種類は?

バイオマスとは植物や動物などの生物

から生まれた資源のことを言います。

廃材や家畜のふんなど、捨てればゴミ

になるものや作物などがエネルギーに

なります。

どんな発電所があるのか見ていきましょ

う。

 

suponsarink
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バイオマスの種類

廃棄物系バイオマス

人間の暮らしから生じる廃棄物

建築廃材、食品廃棄物、家畜の糞尿、下水汚泥

 

未利用バイオマス

利用されず捨てられてしまう農産物など
稲わら、もみ殻、間伐材

 

資源作物バイオマス

初めからエネルギー源として栽培されているもの
トウモロコシ、サトウキビ、菜種

 

 

吾妻木質バイオマス発電所

 

木質バイオマス発電は木材を細かく砕いた

木質チップを燃やして、蒸気でタービンを

回して発電するものです。

群馬県に圧我妻木質バイオマス発電所は

2011年に運転を開始し、木質チップを使っ

た発電所です。

産業廃棄物を処理する会社がつくりました。

以前は廃材を埋めたり、焼いたり、お金を

かけて処理していました。

最大出力1万3600kwで年間1億900万kwh

を発電しています。

これは、家庭で1年使う電気の約2万4000軒

分にあたります。

 

電気の作り方

水分の少ない建築廃材と水分の多い生木(

剪定した街路樹など)を半分ずつ使います。

1日にトラック50台分(400~500t)の木質

チップをボイラーで燃やす。

ボイラーは高さ30m、木質チップの燃焼

温度は700℃から750℃で、水分の多い生木

でも効率よく燃えるようになっています。

燃やして出る高温高圧の蒸気で、タービン

をまわし、発電機で発電します。

できた電気は送電線で工場や家庭に送られ

ます。

木質チップ100tが燃えると5tの灰が残り

ます。これをセメントの原料にしたり、

アスファルトにしたにしく路盤材の材料と

して利用されています。

 

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北部汚泥資源化センター

下水の中にも電気を作る資源があるのです。

神奈川県の北部汚泥資源化センターでは、

下水の処理で出た汚泥の量を減らすために

汚泥を微生物の働きで分解する作業を行っ

ています。

そこで発生したガスを燃料にしてガスエン

ジンをまわし、発電します。

最大出力5600kw

年間発電3200万kwhで8400件分の電気を起こ

します。

 

電気の作り方

水再生センターで出た汚泥を消化タンクいれ、

微生物の力でガスを発生させています。

消化タンクで発生したガスを燃やしガス発電機

で電気を作ります。

消化タンクで発生したガスは発電だけに使うの

ではなく、焼却炉の燃料としても利用しています。

 

 

 

畜産バイオマス発電所

岩手県にある小岩井農場では、牛などの糞尿に地

元の学校給食から出る野菜くずなどを混ぜ、それ

らを原料に、2006年から発電しています。

糞尿や食物が微生物によって分解されるときに

出るガスを使って、電気を生み出しています。

作り出された電気は農場で使い、処理の過程で

できる液体肥料は牧草を育てるのに使っています。

最大出力250kw、年間発電量は170万kwhで

家庭465軒分の発電です。

 

 

廃棄物発電所

生活から絶え間なく出るゴミ。

それを燃やす際に出る熱を無駄にしないために

その熱で蒸気を作りタービンを回して電気を作

るのがゴミ発電です。

また、ごみそのものから燃料を作り、それを燃

やして電気を起こす仕組みもあります。

ゴミから作った固形燃料はRDFと呼ばれ、ごみに

含まれる水分を乾燥させて、固めて小さくしたも

のです。

運びやすく、貯蔵するにも場所をとりません。

広島県の福山リサイクル発電所では、県各地から

RDFを受け入れて発電し、できた電気を電

力会社に売っています。

最大出力2万1600kw

年間発電1億1000万kwhで家庭3万軒分

 

RDF発電の特徴

ゴミをそのまま燃やすと含まれている水分

や金属などの不燃物のせいでよく燃えません。

RDFはあらかじめそれらを取り除いてあるので

あんてして燃え、発電の効率も良くなります。

高温で燃やすことで有害なダイオキシンの

発生も抑えることができます。

廃棄物を利用して作ったエネルギーをリサ

イクルエネルギとも言います。

 

 

まとめ

 

木くずやゴミなど、思わぬものから発電が

できることが分かりましたね。

日本にあるバイオマス発電所は、約400か所

あるといわれています。

一般廃棄物・産業廃棄物を燃料とした発電

所が圧倒的に多いのですが、木質バイオマス

食品・畜産バイオマス発電も増えています。

これからのバイオマス発電に期待ですね。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




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