エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

古くなると危険な状態にある原子炉

古くなると危険な状態にある原子炉

老朽化によって原子炉は危険な状態

になるのでしょうか。

劣化の原因はどのようなものでしょ

うか。

解説していきます。

 

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過酷な状態の原子炉

どんな機械でも使用年数がたつと

古くなって壊れやすくなります。

特に原発は長期間の発電で特別に激し

い老朽化が進んで危険性が増えます。

その理由は原発が厳しい環境にいるか

らです。

激しい圧力変化と振動による金属疲労

温度がはげしくへんかすることによる

熱疲労

冷却水や蒸気に取る浸食と腐食

は冷却水や高温蒸気を通すパイプ

で起きます。

振動は主に大量の冷却水を通すため

パイプは激しく振動し、金属にくりかえ

死力が加わるため、小さな傷が元になり

大きく破壊されることがあります。

金属でできたパイプは高温の水蒸気と

反応して穴が開いたりひびが入ったり

します。

美浜原発では厚さ数センチのパイプが

高温の水蒸気で紙のように薄くなり

破けてしまいました。

そして高温の水が大量に漏れました。

 

 

核分裂による脆性劣化

原子炉の金属は年数がたつと特に

もろくなります。

それは核分裂によって燃料から飛び

出す中性子などのエネルギーが大きい

放射線が、原子炉の金属部分に何度も

当たることで起きます。

放射線が金属の原子にあたると、

並んでいる金属原子の位置がずれ、

原子の結合する力が弱くなって割れや

すくなります。

中性子が当たった金属原子は、別の原

子に変化することがあります。

この変化した原子が不純物となって

原子間の結合を弱くして穴をあけたり

割れたりする原因になります。

厚さが15~20㎝ほどもある圧力容器の

鋼鉄でさえ、放射線をく仕返し浴びても

ろくなり、急激な温度変化でひびが入り

やすくなります。

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緊急冷却の危険

原子炉では緊急の時、通常とは別の

緊急時炉心冷却装置が働きます。

これをECCSといい、圧力容器の外から

水をかけ、内部にも水を入れて冷やすも

ので、原子炉の安全を守る最後の砦です。

しかし、ECCSが働くと古い原子炉ではか

えって危険になることもあります。

熱いガラスのコップに氷水を入れると

割れることがあります。

これと似て放射線を浴び続けた金属容器

はもろくなり、壊れる温度も次第に高く

なります。

そのため建設時に-20℃の温度に耐えら

れた圧力容器でも年月がたつともっと

高い温度で割れる可能性が出てきます。

これを脆性遷移温度と言います。

原子炉は運転しているときの温度300度に

なります。

ECCSが働いた場合、原子炉内の温度は急激

に冷され、圧力容器には損が生じ、内部の

放射性物質が外に漏れる可能性があります。

 

 

老朽化による危険性

 

原発は地震が起こらなくても、古くなれば

大きな事故になることが予想されます。

しかも、福島原発のように大きな地震が

起きるとより危険性は増すのです。

 

 

まとめ

 

放射線って実はとても身近にあるのもの

なのですね。

放射線は場合によってはがんなどの病気を

引き起こし、私たちの健康に重大な害をお

よぼすことはわかっています。

その一方で私たちの生活に役立つ放射線の

利用の仕方も考えられています。

今や放射線は人間の暮らしになくてはなら

ないものでもあるのですね。

それでは、最後まで読んでくださって

 

どうもありがとうございました!^^

 

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




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