エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

原爆と原発は何が同じで何が違う?

 

原子力発電は、電気を作る方法の

ひとつで、ウランという資源を利

用しています。

少ない量のウランで大量のエネルギー

を生み出すことから、資源のな

い日本では欠かせない発電方法と

考えられてきました。

そこで原子爆弾と原子力発電とは、

同じ言葉が入ってますが、内容の点で

も同じところがあるのでしょうか。

また、どこが違うのですか

解説していきます。

 

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同じ核分裂反応を利用する

 

原子爆弾は1945年にアメリカ合衆国

によって作られ、日本の広島と長崎

に落とされ一瞬にして2つの都市は

壊滅してしまいました。

広島で20万人、長崎で10万人以上が殺さ

れました。

原子力発電は1954年に開発され現在の

原子力発電所全体で430基の原子炉が

あります。

日本の原子炉は商業用の原子力発電所

などで55基あります。

原爆も原発も核分裂反応を利用するのは

おなじです。

核分裂を起こす物質としてウランやプル

トニウムを使います。

核分裂反応ではガスが燃える場合に比べて

単位重量当たり100万倍にもなるエネルギー

が発生します。

さらに核分裂の際に大量の放射線をだし

反応後にも放射線を出す物質である死の灰

ができる点も同じです。

 

 

反応の速さ

 

原爆と原発の違いは連鎖反応の様子に

違いがあります。

連鎖反応とは1つのウラン235の核分裂に

続いて、次々とほかのウラン235の核分裂

が連続して起きることです。

原子爆弾は100万分の1秒ほどの短い時間で

一気に多数の原子核に連鎖反応を行わせます。

全エネルギーがいっぺんに放出されるから

爆弾なのです。

一方の原子力発電は、連鎖反応を少しずつ

おこします。

そのため原子炉が必要になります。

原子炉はウラン235が分裂した時に出る中性子

を吸収する制御棒があります。

制御棒をウラン燃料の間に入れて核分裂をコン

トロールします。

一定のエネルギーをゆっくりと引き出すことで

爆発的反応にならないのです。

 

 

ウラン235の割合

 

天然ウランのうちの99.3%は核分裂を起こしに

くいウラン238で核分裂するウラン235はわずか

0.7%しかありません。

原子炉には天然ウランを燃料として使うものや

濃縮ウランを使うもののあります。

濃縮ウランとは連鎖反応を起こしやすくするた

目にウラン235の割合を増やしたものです。

日本のほどんどの原子炉は軽水炉と言い

ウラン235を4%濃縮したものを使います。

一方の原子爆弾はウラン235の割合が80%も

入っているので一気に爆発できな反応が起き

るのです。

 

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燃料の量

 

広島に落とされた原子力爆弾でもえたウラン

235は0.8~0.85kgと言われています。

一方の原子力発電では原子炉一基で一日3㎏

のウランを燃やします。

1年間で約1tのウラン235を燃やすことに

なるのです。

つまり死の灰は原子炉一基で1日当たり広島

原爆の3倍以上、一年で1000倍の死の灰をつ

くります。

放射線の扱い

原爆は反応によって生じる爆発的エネルギー

による爆風と熱、放射線すべてを放出し、

建物を破壊、たくさんの人が死にました。

一方、原発はエネルギーだけを熱として取り

出すことが目的です。

そのため炉心付近は強い放射能を帯びるので

放射線が外に出ないようにしなければなりません。

特にウランの核分裂によって生じる放射性物質は

非常に危険ですので、その管理には少しもミスが

あってはならないのです。

 

 

まとめ

 

どんなに対策を講じても、それを上回る

災害に見舞われることもあります。

絶対の安全を確保するということは

とても難しいと言えますね。

人類の歴史の中ではまだまだ使い始めた

ばかりの原子力。

爆弾や大量破壊兵器としての使い方が

大きく取り上げられているが

もっと別の使い方もあるはずです。

核のリサイクル、中間貯蔵施設など

今後の日本の方向性を理解して

情報を自分なりに判断して答えを出す

ことが重要です。

 

 

それでは、最後まで読んでくださって

 

どうもありがとうございました!^^

 

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




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