エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

福島原発の1~4号機の事故

地震後も安全上重要な設備は機能を保持

2011年3月11日午後2時46分三陸沖の海底を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生しました。福島第一原子力発電所も大きな揺れに襲われましたが、運転中だった1?3号機は全て緊急停止するとともに、非常用ディーゼル発電機が起動し、炉心の冷却が始まりました。

地震により、 送受電設備等、一部の常用設備への被害は生じましたが、非常用ディーゼル発電機や注水、除熱のための設備といった安全上重要な設備への損傷は確認されていません。

 

1~3号機の事故の経過

運転中であった1?3号機は停止後の炉心の冷却に失敗し、炉心を損傷する事故(過酷事故)になりました。

各号機とも原子炉停止後に圧力容器への注水ができなくなり、圧力容器内の水が枯渇、燃料の温度が上昇して、水素が大量に発生、燃料の溶融、圧力容器の損傷、格納容器の損傷、原子炉建屋への水素や放射性物質の放出に至るという経過をたどりました。冷却できなかった大きな要因は、電源の喪失により「冷やす」系統を運転・制御できなくなったことでした。電源や「冷やす」機能を失ったタイミングは各号機で異なりこりますが、事故の経過の概要は1?3号機とも同じものでした。

 

4号機の事故の経過

地震発生時、4号機は定期検査中で運転を停止しており、原子炉の燃料は全て使用済燃料プールに取り出されていましたが、3月15日早朝に原子炉建屋で水素爆発が発生しました。原因は、3号機で発生した水素が排気管を通じて4号機に流れ込んだためと推定しています。

 

隣接号機の事故が被害の拡大を招く

津波後の状況は、注水・除熱の途絶えた1号機が最も切迫していました。1号機へは消火ラインや消防車による注水の準備が進められましたが、注水が間に合わず原子炉の水位が低下、水素が発生するとともに炉心損傷に至りました。また発生した水素が原子炉建屋に漏洩し、津波から約1日後の3月12日午後3時36分に水素爆発が発生しました。1号機の水素爆発により、2号機では敷設していた電源ケーブルが損傷、3号機でも準備していた電源ケーブルが損傷し、2、3号機共に電源の復旧作業に大きな影響を受けました。

3号機は高圧注水系の停止後、減圧に時間がかかり、水位が低下、水素が発生するとともに炉心損傷に至りました。また発生した水素が原子炉建屋に漏洩し、津波から約67時間後の3月14日午前11時1分に水素爆発が発生しました。

2号機では準備していた消防車及びホースが3号機の水素爆発によって損傷し、使用不能となりました。また、3号機の水素爆発から約2時間後に原子炉隔離時冷却系が停止、この後の減圧に時間がかかり、水位が低下、炉心損傷に至りました。

4号機では3号機の格納容器ベントに伴って放出された水素が原子炉建屋内に流れ込み、水素爆発を引き起こしました。このように、ある号機の事故の進展が他の号機の復旧作業等に大きな影響を与えたことも今回得られた教訓のひとつです。

スポンサードリンク

まとめ

 

人類が抱えているエネルギー問題、

現在の暮らしを見つめなおして、

未来の暮らしを考えてみましょう。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




スポンサーリンク





関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。