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福島原発の事故の汚染水は健康に被害を及ばすか?

福島原発の事故の汚染水は健康に被害を及ばすか?

 

放射性物質の海水の濃度

 

「現在の海洋汚染は深刻なものではない。放射性物質の海水の濃度は、1960年代の核実験が繰り返された時期より少なく、飲料水の放射性物質の基準値より低いところが大半だ。警戒はするべきだが、健康を懸念して騒ぐ必要はない」

汚染水が社会にリスクを与えるとしたら、海洋の放射性物質による汚染、それによる海洋生物の汚染、それを食べることによる健康被害という順番による影響が考えられるだろう。それ以外のリスクは想定できない。しかし、そうした経緯で病気になる可能性は現時点で極小だ。

この事実を考えた上で、この対策を考えるべきであろう。2020年に東京での五輪開催が決まった。招致活動では汚染水がたびたび言及され、その封じ込めが国際公約化してしまった。「原発の港湾の0・3平方キロメートルの中に完全に汚染水はブロックしている」と、安倍首相は招致をうながす演説で強調した。

 

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汚染水問題で健康被害

もちろん汚染水問題では、核物質の自然への流失はできるだけ避けなければならないし、また海産物への影響も注視しなければならない。

調査結果は、2013年時点で、福島沖の海産物の放射線量は事故前よりやや高い。しかし食品の放射性物質基準(1キロ当たり100Bq)を下回り、食べても安全という。ただし出荷はまだ制限されている。水産物を食べ、ガンなどの放射能が影響した病気が増えることはないだろう。

これらの事実を考えると、汚染水問題で健康被害が起こる可能性は極小である。そのために騒ぐ必要はないと私は考える。

それなのに汚染水を完全遮断しようという計画が出ている。国は遮水壁などの対策費に470億円も支出する。また除去に使った水をタンクにためているが、いくつかのものから水が漏れているという。それらの建て替えも検討している。

 

巨額の対策

巨額の対策費用の支出の意味はあるのだろうか。水を海に流したとしても健康被害は起きないはずだ。2011年3月でさえ福島の海は危機的な状況にはならなかった。管理した形で少しずつ汚染水を海に排出すれば、海洋汚染は人体に影響のない程度にとどまるだろう。今は原則として汚染水をすべて溜め込んだり、地下水をすべて遮断しようとしたりしているから、問題解決が難しくなっているのだ。

福島県によれば、県内漁港の水揚げ高は2010年に約100億円だ。海を汚すことは心情的、倫理的には許されない。しかしカネだけで考えれば、水を流して補償をした方が、総対策費用は安くすむ。こうした負担は東電が国営化している以上、国民全員の負担になってしまう。政治の決断が必要なのだ。

原発事故対策では、世論の恐怖感に押されて、過重な支出が行われることだらけだ。科学的事実を検証した上で、冷静に問題を考えることが必要であるはずだ。今回の汚染水問題も、そうするべきであると、私は考えている。感情に流されてはいけない。

そして最後に残念なことを述べたい。情報を提供する重要な道具であるメディアの問題だ。日本で海洋の放射性物質の拡散、漁業への影響について、詳細なデータを持っているのは、海洋生物研究所、放射線医学総合研究所など、数研究機関に限られる。この海洋と水産物の放射能調査は、日本のメディアではほとんど知られず、訪問取材もニューヨークタイムズ、私以外にはわずかという。

日本のメディアの記者の多くには文献調査をした上で、取材をするという知的な活動が乏しい。まず現場に飛び込む、記者クラブ配布の資料を読むという頭を使わない単純行動をする。だから放射能と原発をめぐる記事が、感情先行で恐怖感を煽り、質の低いものが多いのだろう。

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まとめ

 

世界はエネルギーをめぐる問題にあふれています。

エネルギー不足、また化石燃料の枯渇の危険、また気候変動の問題があります。

大量に発電でき、また温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電は、地球規模の問題を重要な対策になります。

原子力を利用しないことは、そうしたエネルギー使用の問題を続けてしまうことになります。

現在の暮らしを見つめなおして、

未来の暮らしを考えてみましょう。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

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してくださると幸いです◎




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