エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

原発の正しい評価

原発の正しい評価

 

 

福島原発事故

原発事故では3つの原子炉が壊れ、放射性物質を放出しました。しかしながら、それは微量であり、人の健康への影響はほとんどないでしょう。現時点まで放射能の影響による直接の死傷者は出ていないし、これからも出ないと、科学者として私は判断しています。東日本大震災の被害の中心は津波であったのです。

ところが原発事故では不安と恐怖が、世界と日本に広がりました。その多くは、必要のないものでした。福島では避難が長期化することで、避難者に健康被害が広がっています。また福島の放射線防護対策や事故処理では、安全性に配慮して必要以上にコストがかかっている面があります。

 

 

リスクの正しい評価


放射線は私たちの目に見えず、なじみがないように思える存在です。しかし私たちは、宇宙からの放射線を毎日浴びています。生物は長い年月、放射線にさらされ進化してきました。確かに放射線に過剰に当たると人体に悪影響が起こります。しかし保護するメカニズムが体にあるのです。そしてがん治療など医療分野や工業で、放射線は利用されているのです。

こうした科学的事実を考えれば、放射能のリスクは、社会的に過大に評価された面があるのです。これは恐怖という感情が影響しています。それが影響して、バランスの欠いた形でニュースが流れ、人々は影響を受けてしまいます。

国際的な放射性防護基準は、かなり厳しいものです。ICRP(国際放射線防護委員会)は、どんな被ばくでも「合理的に達成可能な限り低い(ALARA:As Low As Reasonably Achievable)」レベルにすることを勧めています。「自然放射線に追加して年間1マイクロシーベルト(mSv)程度」の被ばくに抑えるべきだという内容です。

これは厳しすぎます。一度に大量ではなく少しずつ放射線を浴びた場合に、健康被害は観察されていません。おそらく基準を1000倍程度にしても大丈夫でしょう。

 

安全基準


日本では福島事故の後で被ばくの安全基準が厳しくなりました。食品の場合には、「1キログラム当たり100ベクレル」という基準です。ICRPのALARAの基準が採用されています。

ところが実際の数値を考えてみましょう。この基準上限の食品を毎日5トン、3カ月間食べても、CTスキャン1回分にすぎません。放射線の基準を厳しくするほど、社会が負担するコストが増えていくのです。

こうした科学的事実を知れば、過度に危険を警戒することもなくなるはずです。リスクに応じた合理的な対策を行うべきなのです。

私は核物理学を大きく進歩させた物理学者のマリー・キューリー(1867?1934)の言葉を思い出します。「人生において怖れることは何もない。ただ理解すべきことがあるだけだ」。重要な問題について、理解のないまま民主主義に基づく政治が行われることは危険です。

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まとめ

 

世界はエネルギーをめぐる問題にあふれています。

エネルギー不足、また化石燃料の枯渇の危険、また気候変動の問題があります。

大量に発電でき、また温室効果ガスの一つである二酸化炭素(CO2)を排出しない原子力発電は、地球規模の問題を重要な対策になります。

原子力を利用しないことは、そうしたエネルギー使用の問題を続けてしまうことになります。

現在の暮らしを見つめなおして、

未来の暮らしを考えてみましょう。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

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してくださると幸いです◎




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