エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

再生可能エネルギーへの過剰な期待

再生可能エネルギーへの過剰な期待

太陽光発電など再生可能エネルギーを電力会社が買い取る固定価格買取制度(FIT)によって電気料金に上乗せされる賦課金が、2015年度は標準家庭の場合で年5688円となり、2014年度の同2700円から2倍超に膨らむ。消費者や企業が負担する賦課金総額も2015年度は約1兆3222億円と初めて1兆円の大台に達します。

非住宅用大規模太陽光発電(10kW以上)の場合、認可を受けた段階における買取価格が20年間保証されており、今後も高い時点で認定された設備が次々と発電されるため、負担増は長期にわたって継続します。

再生エネ発電には、太陽光(住宅用・非住宅用)のほかにも風力(陸上・洋上)、中小水力、地熱、バイオマスがあるが、中でも太陽光発電は建設期間が短く、早期に立ち上げられるとともに、当初買取価格(1kWh)が住宅用で42円、非住宅用で42円+税という高い水準に設定されたため、FIT導入後、設備認定が殺到、再生エネ参入の9割超を占めたのです。

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CO2削減目標

現在議論されているエネルギー政策は、鳩山政権が打ち出したCO2を1990年に比べて、2020年までに25%削減するという目標がベースとなっています。家庭部門で見てみますと、1990年から2010年までにエアコン、テレビなど家電製品の増加により、CO2が3割増えています。この目標を守ろうとすると、エネルギー消費をほぼ半減させる必要があります。普通の節電では到底追いつけるものではありません。

このように、省エネでは達成できないため、CO2を出さない原子力発電を増やし、再生可能エネルギーも増やすしかないということを結論づけたわけです。それでも、2020年に20%の削減は難しいので、2030年まで延ばす代わりに30%まで削減するという絵を描きました。これが現在のエネルギー基本計画のもとになっています。

元々この計画は、化石燃料を減らすためのものでした。しかし、原子力が現在のような状況になったため、再生可能エネルギーに期待が二重にかかり始め、単に化石燃料を減らすだけではなく、原子力も減らす実力をつけさせたいと皆が思い始めたわけです。

原子力や石炭、LNG、水力などは、電力会社が自分の電源開発計画の中で、いつまでにどのくらいの規模のものを運転開始しますということを自分で約束し、電源の建設を進めていきます。

しかし、再生可能エネルギーというのは例えば、太陽光パネルを日本の住宅1千万戸に乗せます。あるいは、風力については、風況の良い地区の3割を開発できれば何万kWありますという言い方をするわけです。従って、1千万戸の住宅に太陽光パネルを乗せますという時には、各個人宅の了解を取ったうえでのことでもなく、具体的な計画が無いわけです。つまり、気合だけの計画なのです。

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原子力発電の再稼働問題

原子力発電の再稼働については、電力需給が足りるか足りないかで決まると思われてしまうことは非常に危険です。エネルギーの安全保障、供給の安定性、経済性の問題など原子力を動かすことのメリットは他にもあります。経済的影響で見てみますと、原子力を火力で代替した場合に、年間約3兆円の輸入燃料費が増えるとされています。GDPも下がり、国内の消費力が低くなってしますので、景気が悪くなってしまいます。

今は、まだ電気料金に転嫁されていませんが、仮にすべて転嫁されるとしたら、一般家庭のモデルケースで月1,000円、1万円以上払っているところでは、2,000円以上の値上げになります。また、中小企業の工場ですとモデルケース(25万kWh)で月75万円のアップになり、非常に大きな負担となります。

今は、電力会社がこれまで積み立ててきたある種の余裕金を充てて、その赤字を帳消しにするという形でしのいでいますが、来年も再稼働問題でもめたりすると、今後は電力会社がもたなくなってしまいます。電力会社の資金繰りが厳しくなれば、修繕費といったところから削っていかざるを得なくなり、中長期的に電力のインフラへも影響がでてくることになります。

従って、原子力の再稼働の問題というのは、この夏だけの問題ではなく、経済への影響や電力の投資にも繋がってきます。究極のところ、電気料金を上げるか、再稼働するしか、短期的には解決方法がないということです。

 

まとめ

 

GENESIS(ジェネシス)計画とは、世界の砂漠地帯に大規模な太陽光発電システムを設置し、各砂漠の太陽光発電システムを超電導ケーブルで世界の都市と結ぶ計画のこと。

人類が抱えているエネルギー問題、

現在の暮らしを見つめなおして、

未来の暮らしを考えてみましょう。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

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