エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

もんじゅのナトリウムもれ事故、その後の対応

 

原子力発電は、電気を作る方法の

ひとつで、ウランという資源を利

用しています。

少ない量のウランで大量のエネルギー

を生み出すことから、資源の少な

い日本では欠かせない発電方法と

考えられてきました。

原子力発電所で事故が発生し、放射性

物質が外部に漏れだしたら、周辺の住

民の健康や生活、環境に大きな影響を

与える恐れがあります。

日本の原子力施設では今までに様々な

事故が起きています。

高速増殖原子炉「もんじゅ」のナトリ

ウムもれ事故についてみていき

ましょう。

 

suponsarink
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もんじゅのナトリウムもれ事故

 

1995年12月8日、福井県敦賀市にある

高速増殖原子炉「もんじゅ」で

ナトリウムが漏れる事故が起きました。

もんじゅは、高速増殖炉の実用をめざし

て作られた原型炉です。

原型炉とは原子炉の性能を確かめるた

めに実際より小さく作られた原子炉を

言います。

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ナトリウム

高速増殖炉では、冷却材として水のか

わりにナトリウムを使います。

ナトリウムは金属ですが、98℃になると

液体になります。

原子炉の中は高温なのでナトリウムは常

に液体になっています。

事故は、配管に取り付けられた温度計が

壊れ、そこからナトリウムが漏れてしま

い事故が起こりました。

ナトリウムは化学反応を起こしやすく、

水や空気に触れると発火や爆発の恐れが

あります。

もれ出したナトリウムは空気中の酸素と

反応し燃え出してしまい火事になりました。

この火事で原子炉は停止し、配管内のナト

リウムは貯蔵タンクに移されました。

 

 

高速増殖炉の実用化

日本で初めて起きた高速増殖原型炉の

事故に、人々は原子力発電に対し、

安全性に疑問を持つようになりました。

かつて、高速増殖炉を開発していた国々

でも、ナトリウム漏れの事故がおきて

いました。

これらの国の多くは、高速増殖炉の実用

化は難しいと開発をやめてしまいました。

日本は、燃料を再利用する核燃料サイク

ルを実現するために、開発に力を入れて

きましたが、もんじゅの事故で計画は

大幅に遅れました。

 

事故後の対応

事故後の会見はもんじゅのプレスセンターで行い、動燃は事故当時撮影した1分少々のビデオを公開した。しかし数日後、これがカット編集されたビデオであることが発覚し、マスコミに指摘を受けた動燃は未公開部分を順次公開。当初のカット編集は、報道によるメディアスクラムや反原発団体による糾弾を懸念した職員の判断で行われたものとされるが、これがマスコミ等に「情報隠蔽ありき」と受け取られたことで結果的に裏目に出る形となり、より強い不信を煽る事となった。数日後、動燃は事故発生直後の現場のビデオがさらに存在すると発表。おびただしい量のナトリウムが施設内に飛散した映像が与えた衝撃は大きく、幾度にも渡り新聞やTVニュースで使用され、報道が過熱した。その中で報道の矢面に立たされた動燃総務部次長が死亡し、死因は自殺とされた。

まとめ

 

どんなに対策を講じても、それを上回る

災害に見舞われることもあります。

絶対の安全を確保するということは

とても難しいと言えますね。

人類の歴史の中ではまだまだ使い始めた

ばかりの原子力。

爆弾や大量破壊兵器としての使い方が

大きく取り上げられているが

もっと別の使い方もあるはずです。

核のリサイクル、中間貯蔵施設など

今後の日本の方向性を理解して

情報を自分なりに判断して答えを出す

ことが重要です。

 

 

それでは、最後まで読んでくださって

 

どうもありがとうございました!^^

 

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




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