エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

自然エネルギーを最大限に活かす

自然エネルギーを最大限に活かす

自然エネルギーの導入が世界的に進んでいます。日本でも、東日本大震災による原子力発電事故で、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの導入が急がれています。とはいえ、自然エネルギーの導入拡大には、さまざまな課題もあります。例えば、太陽光発電。自然エネルギーのエースとして期待され、国も積極的に後押ししています。

しかし、住宅や建物の屋根だけでは、限界があります。より広い面積の土地に、大規模な太陽光発電システムを導入する必要があります。広い土地といえば、日本では農地が考えられます。しかし、農地法では、農業以外の転用は厳しく規制されています。休耕田や遊休地などの農地を、太陽光発電の利用に活用できるよう、規制緩和が求められます。

風力発電にしても、陸上では、適地が少なくなっています。今後は、洋上風力発電に活路を見出す必要があります。また、地熱は、貴重な国産エネルギー資源ですが、国立公園や国定公園の中にあることが多く、環境規制の緩和などが課題となっています。

災害などでライフラインが止まった場合、太陽光発電システムなどの自然エネルギーが活躍してくれます。発電所から送られてくる電力のように、送電線がなくても、システムを設置するだけで発電できます。都市ガスのように導管がなくても、太陽熱温水器や、木質バイオマスストーブなどは、その場で、熱を作ってくれます。

東日本大震災の被災地では、ライフラインが復旧するまでの間、太陽光発電や木質バイオマスストーブが人々の生活を守りました。

8つのNPO団体や研究機関が参加する「つながり ぬくもりプロジェクト」では、避難所や仮設住宅に「太陽光発電パネル」を設置した他、「移動式薪ボイラ」で、お風呂を沸かしました。薪ボイラには、がれきの中から取り出した廃材を燃やしました。NPO法人「そらべあ基金」でも、太陽電池を搭載した「ソーラーパワートラック」で、被災地の人達に電気を供給しました。災害時には、自然エネルギーは貴重な存在です。

私たちは自然の中で暮らしを営み、自然の恵みによって命をつないでいます。人が生きていくうえで、自然は不可欠の環境です。エネルギーの利用も、省エネの工夫も、そんな自然の環境を上手に利用することで生まれます。

たとえば、水道水の代わりに雨水を使えば、節水になるだけでなく、都市型洪水の防止にもつながります。建物を緑化したり、植栽を利用することで、電気の使用を減らし、省エネになります。建物の緑化は、家電や機器と違って、人々の目を楽しませてくれます。庭の緑は、家に潤いを与えてくれるだけでなく、夏の猛暑を和らげてくれる効果もあります。植栽や建物の緑化、庭の植栽などは、太陽エネルギーの利用という観点で、「パッシブソーラー」といわれます。太陽光発電などの積極的なエネルギー利用を「アクティブソーラー」というのに対する言葉です。

パッシブソーラーは、いわば、受身の、やさしいエネルギー利用、省エネスタイルとでもいえます。冬は、太陽の高さが低いので、太陽の日差しは、窓から、室内の奥まで届きます。そうした冬の日差しを直接家の中に取り入れることによって暖かく過ごすことができます。夏は、室内の熱くなった空気を換気口から外に放出し、地表付近の冷たい空気を取り入れます。

装置やシステムを使わず、できるだけ自然な形で太陽の恵みを利用するのが、パッシブソーラーの手法です。方法はいたってシンプルですが、うまく使えば冷暖房などに使う電気を減らせます。植物は、生い茂る葉で日光を遮るとともに、葉の蒸散作用で、周囲から気化熱を奪うので、植栽の多い場所では、夏は涼しくなるのです。家の軒先や庭に、「パーゴラ」(木材などで組んだ棚)をつけるのも、同様の効果があります。

米国カリフォルニア州デービスにあるエコビレッジの「コツィレッジホームズ」では、落葉種のぶどうをパーゴラに絡ませている家が多くみられます。それぞれの住宅の周りには、レモン、イチジク、アーモンド、りんごなど、多くの果樹を植えて「エデイブル・ランドスケープ」(景観を楽しむ果樹栽培園)を作って、楽しむ人達も多いようです。

収穫は、近所の住民が自由に行うようです。果樹栽培園には、ぶどうも多く、地ワインが造られているほどです。パッシブソーラーは、太陽の恵みでもある、自然の恵みを上手に利用して、自然とともに生きるエコロジーライフともいえます。

まとめ

 

人類が抱えているエネルギー問題、

現在の暮らしを見つめなおして、

未来の暮らしを考えてみましょう。

それでは、最後まで読んでくださって

どうもありがとうございました!^^

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