エネルギー研究所ー新たなエネルギーとは

チェルノブイリ原子力発電所の事故、現在のところは?

 

原子力発電は、電気を作る方法の

ひとつで、ウランという資源を利

用しています。

少ない量のウランで大量のエネルギー

を生み出すことから、資源の少な

い日本では欠かせない発電方法と

考えられてきました。

原子力発電所で事故が発生し、放射性

物質が外部に漏れだしたら、周辺の住

民の健康や生活、環境に大きな影響を

与える恐れがあります。

世界の原子力発電所では今までにも

大きな事故が起きています。

当時のソビエト連邦で起きたチェルノブ

イリ原子力発電所事故についてみていき

ましょう。

 

suponsarink
スポンサードリンク

 

チェルノブイリ原子力発電所の事故

 

1986年4月26日、当時のソビエト連邦(現

ウクライナ)にあったチェルノブイリ原子

力発電所の4号機で事故が発生しました。

定期点検でこの原子炉を停止する予定でし

たが、その機会を利用し、電源に異常が

起きたときのための実験を行いました。

チェルノブイリ原子力発電所の原子炉は

減速材として黒鉛を、冷却材として水を

利用するものでした。

この種類の原子炉は、旧ソビエト連邦だけ

で作られていたもので、原子炉の出力が

不安定になる問題がありました。

事故が起きた日も原子炉は不安定になり

出力を安定させるため規則違反の行為を

行ってしまいました。

そのことと原子炉の設計上の問題が重な

り原子炉の出力が短時間のうちに異常に

上昇し、暴走を起こしました。

これにより炉心の燃料が溶けだし、急激

に蒸気と水素が発生し、爆発が起きたの

です。

この原子炉には、原子炉を守る役目の格

納庫がなかったのです。

爆発により原子炉の燃料と燃料の周りを

覆っていた黒鉛のブロックの一部が周囲

に飛び散り、炉心の高温の物質が施設の

外に噴き上げられました。

これが原子力発電所の施設の屋根などに

落下し、火災が発生し発電所が火事にな

りました。

原子炉と建屋の一部が崩壊したため、中

の放射性物質が放出しました。

この事故で原子炉の運転員や、消火活動

に当たっていた消防員31名が大量の放射

線をあびたため、数か月以内に亡くなり

ました。

スポンサードリンク

放射性物質は世界中に広がった

事故から10日間にわたって、大量の放射

性物質が外部に放出されました。

これにより発電所の周囲30㎞以内に住ん

でいた13万5000人が移住をさせられました。

放射性物質は風に運ばれヨーロッパ全土

影響が及びました。

日本にもわずかながら放射性物質がとんで

きました。

 

放射性物質の汚染

放射性物質による汚染が特にひどかったのが

ウクライナ・ロシア・ベラルーシの3か国です。

ベラルーシでは事故後数年たってから甲状腺

ガンになる子どもが増えました。

甲状腺がんは、白血病とともに放射線の影響

によってかかりやすい病気です。

国際原子力機関(IAEA)では、チェルノブイ

リ原子力発電所事故の放射線被ばくによる

死亡者は、約4000人と発表しました。

 

 

チェルノブイリの現在

現在の同発電所は、炉を廃炉にする作業と石棺(4号炉を覆うコンクリートの建造物)の管理をしている。発電所周辺は自然が戻り緑の森と化しており、取材や研究の他、許可申請が認められれば同施設や周辺地域、立ち入り禁止区域等を見学出来る企画を一般人向けに行っている。
廃炉作業はチェルノブイリ原発公団が担当しており、公団で働く人は全員、毎年試験を受け合格しないと働けない。作業員には400時間を超える訓練(講義と実習)が義務付けられている。原発から50キロほど離れた場所にスラブチッチという町が建設されている。人口約2万5,000人のほとんどが原発で働いている人とその家族で、休日に町を歩くとたくさんの子どもの姿を見かけることができる。
4号機には2016年、脆くなった石棺を覆う新安全閉じ込め構造物が建設された。可動式の構造物としては史上最大規模となる大掛かりな施設であり、廃炉作業を行う機材が内部に導入される予定。

 

まとめ

 

どんなに対策を講じても、それを上回る

災害に見舞われることもあります。

絶対の安全を確保するということは

とても難しいと言えますね。

人類の歴史の中ではまだまだ使い始めた

ばかりの原子力。

爆弾や大量破壊兵器としての使い方が

大きく取り上げられているが

もっと別の使い方もあるはずです。

核のリサイクル、中間貯蔵施設など

今後の日本の方向性を理解して

情報を自分なりに判断して答えを出す

ことが重要です。

 

 

それでは、最後まで読んでくださって

 

どうもありがとうございました!^^

 

よろしければシェアやコメント等

してくださると幸いです◎




スポンサーリンク





関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。